メンズ脱毛の人気が高まっている中、「じゃ自分も脱毛してみようか?」と考えているGuyは1人や2人ではないと思います。
Guy(ガイ)
Guy = 英語で「男性」。英語圏では、”Hi Guys!”といった表現をよく使います。
会社の仲間や友達の間で脱毛の話が出ることもあれば、そうではなくても脱毛が気になっている場合もあるでしょう。
そこで、「じゃ脱毛するには、どこで脱毛すればいい?」と素朴な疑問が湧きます。脱毛の方法は大きく2つあります。脱毛方法に違いがありますから、押さえておきたい。
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医療脱毛クリニックと脱毛サロンの違い
「脱毛」「除毛」「減毛」処理を業としているのは
・クリニック(医療機関)
または
・エステサロン
のどちらかです。
クリニック(病院)を開院するには、もちろん医師免許が必要です。人体に施術するには医師免許が必要です。
では、民間企業のエステサロンはどうなる?という漠然とした疑問が湧いてくると思います。
医療脱毛クリニックは脱毛処理をする
厚生労働省は平成13年8月、各都道府県に対してこのような通達をしています。
第1 脱毛行為等に対する医師法の適用
以下に示す行為は、医師が行うのでなければ保健衛生上危害の生ずるおそれのある行為であり、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反すること。
(1) 用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為
(2) 針先に色素を付けながら、皮 2 膚の表面に墨等の色素を入れる行為
(3) 酸等の化学薬品を皮膚に塗布して、しわ、しみ等に対して表皮剥離を行う行為
厚生労働省 医政医発第105号 平成13年11月8日
要約すると、機器で毛乳頭や皮脂腺開口部等を破壊する脱毛行為には医師免許が必要ということです。脱毛行為が可能なのはクリニック(病院)だけなのです。
脱毛サロンは除毛、減毛処理をする
そこで、脱毛エステサロンは医師法に抵触しない方法で脱毛処理を行います。
つまり、脱毛サロンは「除毛」「減毛」処理をする業者です。
ネット検索しますと、「脱毛エステ」「脱毛サロン」という言葉が大量に表示されます。エステサロンは脱毛行為は禁止されていますから、厳密には「脱毛エステ」や「脱毛サロン」という表現は適切ではないのかもしれません。
エステサロンの毛の処理方法は「除毛」「減毛」ですから、永久脱毛はできないのです。
永久脱毛なら医療脱毛クリニック
厚生労働省の堅い話が出てきましたけど、法律の観点から脱毛行為を考えることで世の中の「医療脱毛クリニック」と「脱毛エステサロン」の違いが見えてきます。
そして、「永久脱毛」という言葉にはオーラが漂います。
Guyが永久脱毛したいのであれば、脱毛クリニックにすれば…となるかもしれません。
しかし、
しかし、世の中そうとも言えないのです。
かつて、脱毛クリニックの医療レーザーを使って毛を処理した方が効果が高く、仕上がりが綺麗というイメージがあったかもしれません。一方、エステサロンは効果も仕上がりも今一つというイメージがあったかもしれません。
しかし、脱毛業界は日進月歩の世界。
それは、今は昔。
そうとは言えないのです。
エステサロンの光脱毛の方が多くのGuysから支持されているケースもあるのです。そこが脱毛クリニックと脱毛サロンの選択で難しいところ。
最後に繰り返しますと、法律的に永久脱毛ができるのは、クリニックでの医療脱毛だけということでご理解ください。