毛には毛周期があり、「成長期」「退行期」「休止期」の3つのサイクルで毛が生え変わっていきます。
頭髪を除く体毛全体の約15~20%が成長期に入ります。この成長期に脱毛処理をすると、脱毛効果が高まります。ということは、1回の脱毛施術で脱毛効果が得られるのは全体の約15~20%ということです。
Contents
毛周期
成長期
成長期は毛母細胞の分裂が活発な時期。毛がどんどん成長している時期です。この時期にレーザー照射や光照射により脱毛処理すると効果的です。
退行期
この時期は毛母細胞の分裂が停止しています。退行期とは、毛の成長が既に止まっていて、毛穴から毛が抜け落ちるまでの期間を意味します。
休止期
この時期は毛母細胞の分裂が停止し、やがて毛は抜け落ちていきます。
頭髪以外の体毛全体の約15~20%が成長期に入ります。1回の脱毛処理で効果は約15~20%。
20%×5回=100%
15%×6.66回 = 100%
大雑把な計算では、脱毛クリニックで5~7回施術することで脱毛効果が期待できることになります。
なお、脱毛サロンの光脱毛は出力が低いこともあり、より施術回数を増やす必要があります。
毛の寿命
毛の寿命は部位によって異なります。頭髪は体の中で寿命が一番長い特徴があります。
部位 | 毛の寿命(毛周期) |
頭髪 | 2~6年 |
顔(ヒゲ) | 半年~1年半 |
太もも | 半年~1年半 |
腕、手の甲 | 半年~1年半 |
VIO | 1~2年 |
脱毛の施術間隔
多くの医療脱毛クリニックや脱毛サロンでは、施術の間隔は「2ヶ月毎」を推奨しています。これは、体毛の毛周期を考えると「2ヶ月毎」に施術するのが効果的だからです。
体毛は1本1本、毛周期が異なります。
例えますと、ある毛は成長期の前期で、隣の毛は成長期の後期、そのまた隣の毛は休止期なのです。
月に何回も脱毛施術するのは無意味ですし、レーザー照射や光照射は肌への負担が増えるだけ。
施術の間隔は部位によっても変わってきますから、詳細は医療脱毛クリニックや脱毛サロンのカウンセラーから説明を受けて適切なタイミングで施術を受けると効果的です。